タバコとの出会い、そして別れ。思い出の数々。

いつの間にか

いたずらのつもりでも、1本でもタバコを吸ってしまうと、もうスモーカーの世界に踏み込んでしまいます。

大人になったつもりで100円ライターを購入して、大人になったつもりで当時220円のマ●ルド●ブンスーパー●イトを買いました。

相変わらず煙は肺に入れず空ぶかしだけの喫煙ですが、もう立派な喫煙者の一員です。

今思えば、親に仕送りをしてもらっている貧乏学生がタバコを吸うなんて親不孝もはなはだしい!

しかし、当時の私は全くそんなことはお構いなし。大人になった錯覚が嬉しくて毎日プカプカするようになっていました。

そんな時、仲のいい友人に「タバコは煙を肺に入れないと全然美味しくないよ。」と言われました。

確かに口の中でふかしているだけでは全然美味しいとは思いません。

でも、煙を肺に入れるなんて、ゲホゲホむせ返ってしまうんじゃないの!?

煙を肺に入れた瞬間に、肺ガンになってしまうかも!?

などと自分の中で言い訳をしていたのですが、煙を肺に入れている友人がとてもカッコよく見えてきました。

「カッコよくタバコを吸うにはやはり煙を肺に入れなければならない!」

「大人のタバコの吸いかたは、煙を肺に入れるものだ!」

私はカッコよく見られたいがために、意を決してタバコの煙を肺まで吸い込みました。

この時は、「黒い肺」の記憶などすっかり忘れていました。

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